日本の気候に合い、設計の自由度も高い「木造在来工法」
アンフィニィ・ホームでは日本古来より伝わる伝統の在来工法をベースに耐震金物施工、耐力面材等を採用したハイブリッドな施工にリフォーム等の自由度が高く、また耐震的にも強度の強い建物作りを行っております。
木造在来工法は、柱と梁を骨格にした軸組工法で、自在性に富み、開口面を多くすることができます。そのため通風・採光に優れた家となるため自然を取り込みながら高温多湿の日本の気候に適した工法として発展してきました。
今の在来工法は、耐震性に関しても、筋交い・耐震金物・耐力面材類等で耐力を確保し、かつ耐力壁を適正に配置するなどで他の工法に劣ることはありません。
震的に強いベタ基礎が完成したら土台作りが始まります。
木造軸組み工法のメリット1つに、まず棟上げを行いましたら屋根部分から施工していきます。
例えば、アメリカ生まれの2×4工法では最後に屋根を掛けるので家の構造部分の木材は雨ざらしになってしまいますが、古来より雨の多い日本の地域特性に合わせた木造軸組み工法では屋根から施工するためこのようなことはありません。本来木材は適正な含水率をもって出荷されてきます。
当社では精度の高いJIS規格をクリアした構造体を使用しておりますので、常に狂いの少ない材質で工事を行っております。
木造軸組工法の強度をより高める、耐震金物を用いています。
接合部分にN値計算に基づいた「ホールダウン金物」など、特別な金具を使用することで従来工法の何倍もの強度をもたせることができます。
なお、弊社では「住宅瑕疵担保履行法」に基づき、構造躯体につきましては10年間の瑕疵担保保証がございます。
木材が温かいのは、木材にたくさんの空気が含まれていて熱を伝えにくいからです。つまり熱伝導率が低いのです。木材と比べるとコンクリートは10倍、鉄に関しては400倍も違うのです。
熱伝導率が違うということは、断熱性能も違い、厚さ5cmの木材と同じ断熱性能を確保するのに、レンガで20cm、コンクリートでは55cm必要です。例えば、このような材質と木材を組み合わせた場合、結露が生じ、カビなどが発生します。木材にとって結露は大敵、また鉄もサビますから大敵になります。もし、壁の内部で結露が発生すると、目に見えないうちに木や鉄が腐り、崩壊などにつながります。
基礎パッキング工法とは、土台と基礎の間にパッキング材を一定間隔毎に挟み隙間をつくることで、床下の通気性を確保している建築工法のことです。
この基礎パッキング工法の読み方は、「きそぱっきんぐこうほう」と読みます。
また、基礎パッキング工法は、床下換気口を設けた場合と比較して非常に通気性が優れているので、最近建築されている住宅では、基礎パッキング工法を採用している家が一般的といえます。
木造の家との相性が良いこの工法を当社では採用しております。